LOOX P70T/V でもう少し頑張ってみるレビュー。感圧式タッチパネルでのお絵かき。


富士通の2006年の秋冬モデル「FMV-BIBLO LOOX P70T/V」のレビューです。モバイルお絵かき機にしようと頑張った時代がありました。
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WindowsXPタブレットエディションを搭載したウルトラモバイルPCと言う。もはや骨董品になりつつあるアイテムです。でもこのマニアックなスペックがたまらないのです。このモデルの後にVISTAバージョンのP70も出ているのですが、軽いXPの最終モデルであるP70T/Vの方が人気があります。当時17万円くらいした高級品で、マグネシウム合金をふんだんに使いガッチガチの堅牢性と1kgを切る軽量さを実現しています。最近の安いPCとは一線を画す高級感も中々乗り換えられない理由です。今後も自分のブログやホームページがXPのパソコンでも快適に見れるかどうか検証用に必要なので手放すことは考えていません。


液晶:8.9インチ WXGA (1280×768) 感圧式タッチパネル
サイズ:232×34.5×167 mm
CPU:Core Solo 1.2GHz
重さ:0.997 kg
HDD:東芝50ピンIDE 30 GB(東芝 MK3006GAL)
メモリ:DDR2 512MB

→富士通公式仕様表


当時のPCメディアの記事が残っていますね。
・ITmedia PCuser
“P”に入ったのはワンセグだけじゃない──富士通「FMV-BIBLO LOOX P70T/V」 (1/2)

LOOX PシリーズはVISTAモデル早々に終焉しさらに小さいLOOX U50、LOOX U/B50のUシリーズに続いていきます。これはこれでマニア人気があったのですがタイピングに難があり、工人舎やEee PCなどの激安モデルの台頭やその後のUMPC自体の衰退もあって富士通のウルトラモバイルPCは絶滅してしまいました。
http://www.flickr.com/photos/akihabaranews/2782575859/
画像はLOOX U/B50 By Akihabara News

ヘタったバッテリーを強化するため中華バッテリーを購入しています。こちらは継続レポート予定です。(画像をクリックするとブログ内のレビュー記事に飛びます)
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ベンチマーク PhotoFast G-Monster 1.8インチIDE V3

東芝50ピン専用SSD 32GB 最大読込&書込 100MB/s PF18T32G50SSDIDEV3 これでSSD化しています。LOOXのリカバリディスクには相性があって直接インストールできない場合があります。このSSDにはAcronis True Imageで引越したのでクリーンインストールできるか不明です。元のHDDは恐ろしく遅かった・・・1.8inchのHDDの遅さは使った人にしかわからないレベル。

1.8inch東芝50ピンではなくZIFコネクタのSSDも『aitendo 1.8″ZIF->1.8″HDD[1.8ZIF-1.8HDD]』を噛ませば載せられるようですね。→兎の寝言 富士通 LOOX P70T/V SSD化(載せ替え編)

CrystalDiskMarkによるベンチマーク結果がこちら。現在の高速なSSDと比べれば遅いように思えますがそれなりに快適に使えるレベルです。小セクタの書き込みが遅いのでインストールとかは時間がかかります。
PF18T32G50SSDIDEV3_LOOXP70TV
参考に2012年モデルの2.5inch SSD PX-128M2Pのベンチ結果の記事はこちら→IDEからAHCIに変換、ベンチマーク P8H77-I PX-128M2P
M2P_IDE_AHCI

ベンチマーク メモリーカードスロット

LOOX P70T/Vが今だに使えるのはSDHCが読めるからです。発売当時はSDHCなんて無かった時代でしたがたまたま載せていたユニットが対応していたのです。何かドライバを当てたような気もしますが忘れてしまいました・・ ベンチ結果はこちら。
SDHC_LOOXP70TV
使用したSDカードはこれ『上海問屋 SDHC 16GB』です。SSDに入りきらないプログラムはこちらにインストールしています。多少遅くてもなんとかなるものです。

ファイナルファンタジーベンチマーク

final fantasy xi official benchmark 3 version 1.0
LOW SCORE 2000程度で途中で落ちる

一応ポリゴンももっさり動きますが処理の限界を超えると途中でソフトが落ちます。最後まで動かないので最終スコアのキャプチャはできませんでした。GPU・グラフィック能力はいまいちです。

いまいち萌えない子の小説を注文しちゃいました。近くレビューします〜

各部をチェック

左から格納式タッチペン、SDHC対応SDカードスロット、USB2.0、ヘッドホン端子(ワンセグアンテナ端子共用)、マイク端子、USB2.0、電源端子と続いています。製品にはアンテナと直結できる付属品が同梱されています。本体のワンセグ感度はかなり低めです。
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左からRGB端子(D-SUB 15ピン外部出力のみ1600×1200、同時表示1024×768まで)、LAN端子、モデム端子、ケンジントンロック穴、排気口。
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左から無線LAN・ブルートゥースのON/OFFスイッチ、PCカードスロット。
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左側にHDDにアクセスできるフタ。右にメモリスロットのフタがあります。本体を分解せずにSSD化出来るのでカスタマイズ派には嬉しい構造です。
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キーピッチは16mm弱、タイピング派に耐えられる限界値あたりだと思います。手の大き人は厳しい狭さですが、幅が23cmのボディぎりぎりまでびっしり配置されていて作り手の熱意が伝わってきます。タッチパッドは無くスティックポイントが付いています。タッチパネルがメインなのでスティックポイントはあまり使いません。
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モニタ部がスイベルヒンジになっていてタブレット状態に変形します。モニタ左側に指紋認証センサー兼スクロールパッド、モニタ左下に画面回転ボタン他キー、右下にバックライトON/OFFスイッチ、電源ボタン。タブレット状態は正直あまり快適ではありません。ソフトウェアキーボードはいまいちだし・・・
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画面回転ボタンで360度画面が回転します。いまいち萌えない娘エピソード0です!
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タッチパネルでお絵かき!

当時は『家の外で』タッチパネルのPCで絵を描くのが夢で、筆圧感知の無い感圧式パネルにも関わらず絵を描こうと頑張っていたのです。以下は本機のタッチペンで書いたもので、KITAJIMAのお絵かき研究所のギャラリーにもあるものです。当時の検証の結果は『紙で絵を描いたほうが早い』( ;∀;) もちろん家の中のデスクトップPCでインテュオスなどのタブレットで描いている分にはデジタルのメリットは大きいのですが、モバイルシーンでデジ絵が活躍するには2013年の今でも難しいのが現状です。

◎フォトショップで2007年ごろ描いたもの
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タブレットはいつもフォトショップエレメンツ付属を買っています。サイズはSかMが無難です。アドビさんはイラストレーターエレメンツ作ってタブレットに付属してくれないかなあ・・

→アマゾン フォトショップエレメンツ&ペインターエッセンシャル付属 Bamboo Fun CTH-470/K4

◎ArtRageで同時期に描いたもの
昔から少年はよく描いています。私の描く男性キャラは一定の年齢以上になると極度にマッチョ化しマッスル・・
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顔なんて飾りです。
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いつの時代も筋肉分は欠かしていないですね。
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ビックリマンシール風に描こうとしたような・・
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インターフェイスがタッチ向きという理由でペイントソフトArtRageを使っています。タッチパネル用としてはまずまず。面白い塗りができるソフトなのですがショートカットが使いにくかったりバージョンアップが滞っていたりしてもう何年も前に使わなくなってしまいましたね・・・

LOOX P70T/V 関連リンク

文中でもリンクしたZIFコネクタ変換してのSSD化。
→兎の寝言 富士通 LOOX P70T/V SSD化(載せ替え編)
windows8を入れて「Windowsエクスペリエンス インデックス」のスコア他レビューされてます。
→無音航行 FMV BIBLO LOOX P70T/V(型番FMVLP70TV)にWindows8を入れたメモ
windows7を入れても動くみたいです。
→かりやのぼっくす Windows 7を様々なPCにインストールしてみる

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