ホットトイズ手首ジョイント補修

ホットトイズの男性用手首ジョイント、特にマスキュラー素体、シュワ、スタローン用の大型ジョイントはピン部分が簡単にねじ切れます。冬場はPVCが冷えて硬くなっているためさらに破損しやすくなります。

修理に必要なものは
・ドリル
・真鍮線
・瞬間接着剤
トイ全般の修理に活躍する真鍮線補強を行います。

腕に付いたジョイントを引き抜いたり、手首に刺さるピン側をしっかり挟んで作業できるラジオペンチもあると便利です。ドリルは切れ味で作業性が大きく変わります。特に手首にちぎれたピンが残ってしまった場合は切れ味の良いドリルで穿孔して真鍮線を接着して引き抜かなければならなくなります。ドリル刃は消耗品と考えて下さい。

ピン側もジョイント側も貫通寸前まで穴を開けて接着面積を稼ぎます。多少中心がずれても大丈夫です。
接着剤が回転軸に流れこむと厄介なので少し斜めに穴を開けてください。

補強に使う真鍮線は別の金属線でも代わりになりますが、メッキ処理の種類によっては強く接着できません。模型用の1mm、1.5mm真鍮線が手首ジョイントの補修に適合します。上の画像は1mm径のクリップを切って接着を試みましたがメッキと接着剤の相性が悪く、在庫のあった1.5mm真鍮線で修理し直しています。

レビューしたインディとキャップの右手は補修したジョイントです。（画像からリンク）

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追記。キャプテンアメリカの左手ももげました。上記の手順通り修理します。

ドリルで穴を開け、瞬間接着剤を塗った真鍮線を刺します。くっついたらドライヤーで温めながら引き抜きます。

ジョイント側も角度を合わせて穴を開けます。穴の深さに合わせて真鍮線を切り、仮付けして合いを見てから接着剤を塗ってくっつけます。

これで修理完了です。

ジョイントカバーも縫い目から裂けたので寄せて瞬間接着剤でくっつけました。