ScanSnapで本を電子書籍にしてみよう。


時代は電子書籍ですよ!
地震が起きたら漫画本に埋もれて死ぬ。そんなオタクはもう古い!

・・・家族から本を捨てろとプレッシャーがきついのです( ;∀;)
我が家にはScanSnap S510(2007年発売)と言う強力な両面スキャナーがあるので久々に稼働させました。これ高かったんです。定価が5万円くらいで4万くらいで買ったと思います。→富士通公式仕様表 ScanSnap S510
IMG_1251
今回の犠牲者はゲームギャザ。一世を風靡したマジック・ザ・ギャザリングの雑誌です。既に廃刊。捨てるに忍びないので電子化します。今流行りの『自炊』というやつです。スキャンするにはバラバラにする必要がありますが裁断機は置き場がないので持っていません。カッターと定規、カッターマットで頑張りマッスル。
IMG_1253
こうしてカッターナイフで
IMG_1254
ズヴァリ背を落とします。簡単に切っているようで何十回も重ね切りしています・・・ カッターは切れ味を良くするため折っておきましょう。
IMG_1255
糊付け部分が全部切れて繋がっているページがないか、切った部分に毛羽がないか、折込ハガキがあれば除外、バサバサと切った本を振ってゴミを落としつつページがくっついて二重送りにならないようページを分離します。
IMG_1256
二冊目以降は冊子を一度真ん中で切って二枚にしてから背を落としています。分厚い本を一度に切るより、薄い本を何回も切ったほうが多少楽です。
IMG_1257
ここまでで二時間半が経過。疲労困憊です。
IMG_1258
ScanSnapは説明書に従ってセッティングしてあれば緑のボタンを押すだけでPDFに変換できます。一度に挿入できる枚数が制限されているので継ぎ足しながらスキャンする必要があります。また二重送りがないかチェックするならスキャン中も見ていなければなりません。今回ノーマル速度で一冊260ページが6分で読み取れました。20冊くらいあり途中でジャム(紙詰まり)したりして全て読むのに3時間はかかってます。重労働です。

基本的にフルカラーのノーマル(150dpi)で読んでいます。一番無難で早いからです。モノクロとカラーで自動スキャン切り替え機能も付いていますがグレー部が潰れたりカラーページとの色合いが違ったりして見にくいのです。ファインは解像度が上がりますがjpgの処理が微妙でモアレが出ますし、それ以上の解像度は遅くて使い物になりません。OCR機能も付いていますが識字率が低い上におかしい日本語でも補正がかかりません。スキャン後にOCR機能を発動できるのでOFFが基本です。
IMG_1259
ScanSnap本体は高いですし手間はかかりますが、どうしても本を捨てられない人にはとても便利なものです。部屋が広くなるって気持ちが良いものです。データにすれば体積0。持ち歩きの楽な電子端末でも活用できます。来たる電子時代に向けて部屋をきれいにしてはいかがでしょうか?
IMG_1260
新型は紙送りが何倍も早くOCRの文字認識機能も向上しているだとッ( ;∀;)欲しいけど高いので買い換えられません。

→楽天通販 ScanSnap
→アマゾン通販 ScanSnap

置き場さえあれば絶対裁断機もあったほうが良いです。安いし111件もレビューが付いています。

Google AdSense


関連記事

人気記事(週間)