Galaxy note3で絵を描こう！アプリ『LayerPaint HD』レポート

最強のモバイルお絵かき端末現る？

ギャラクシーノートでお絵かきしているウェブサイトがあまり無いので不安視していましたが、『LayerPaint HD』が良ソフトだったので全ての懸念が払拭されました。~~アドビのandroid用『Photoshop touch』がギャラクシーノートに非対応だったりしますが~~(追記:Phone版は対応していました)それを補って余りあります。文字入れと色調補正以外は完備しています。このイラストは文字部分以外はギャラクシーノート３にて作成しました。

マッスル講座『★胸部』に追加したイラストです。

筆圧はもちろん対応しています。ペンはワコムの電磁誘導式でフローティング中もポイントが出ます。

androidでここまで出来る！

作業中の画面です。縦横対応ですが横画面のほうが若干描きやすいかも。一通りのペンとレイヤー機能がしっかり付いています。clipping（簡易マスク機能）とlock alpha（不透明保護）まである感激仕様！（わからない人はこちらが詳しいです。→ＳＡＩ講座様、不透明度保護とクリッピング機能）。画面が小さすぎて手を置くポジションに苦労するものの線画についてはシステム面での不満は殆どありません。カラー描画に関しては右下固定のスポイトの使い勝手や色調補正機能が一切無い部分が気になりますがアップデートに期待します。

LayerPaint HD 800円 →開発元：mdiapp開発報告所

マジックワンドこそ無いものの、投げ縄や矩形選択から拡大縮小、回転、自由変形が快適に行えます。

スマホアプリでこれほどのことが出来るとは思いもしませんでした。ツール類は左下のアイコンでトグル式に表示非表示切り替えができます。使い勝手は◎

好みでツールサイズの変更（UIの倍率変更）が可能です。

ギャラクシーノートで快適に使用するには、設定から『筆圧ペンを使用する』『シングルタッチ無効化』『マルチスレッド処理を行う』『音量キーをUndo,Redoに割り…』にチェックをして『UIの倍率』を好みに変更します。中でも『筆圧ペンを使用する』は筆圧機能の無いandroid端末でもタッチ接触面積から筆圧再現する機能が付いている神仕様。

実際にnexus7でも筆圧が出ます。ただ、タッチペンの太さと手のひらによる誤タッチが厳しいためなかなか難しいところです。ワコムintuos stylusが対応しているとすればもう少し使い勝手は良いかもしれません。

エクスポート機能も優秀です。フォトショップで開いた例ですが、レイヤー情報は完全な形でPSD形式に書き出されています。