Cintiq 13HD DTK-1300/K0 液晶タブレットで講座を描いてみました!



初液タブ!板タブ歴15年超の管理人の乗り換えレポートです。

液タブはデュアルモニタ

DELLの27インチモニタとのデュアルモニタ構成です。忘れていましたが液タブ自体で一画面追加されるのでデュアルモニタ状態がデフォルトになります。
IMG_6847
液タブは本体+スタンドで完全固定状態になるためキーボードとの親和性がかなり悪いです。小サイズの13HDでも左手デバイス(画像は旧型のnostromo)は必須になりそうです。
IMG_6846

液タブと板タブを比較すると

乗り換えて感じたことを書き上げます。買って即日実戦投入可能な使いやすさです。インテュオスの上位互換と考えて問題ありません。

●乗り換えてすぐ慣れる。違和感なし
●線は綺麗に引ける。手書き文字はかなり書きやすくなる。
●作業効率は若干アップする。
●ペンタブ使用しなくても普通にマルチモニタとして使える
●タッチ機能は無くても絵を描くには申し分ない
●タッチ機能が無いためモニタとしては汎用性に欠ける
●タッチ機能が無いため画面が拭きやすい
●13HDはペンと画面が近い。視差が少ない
●大型機比較で画面が精細で満足感あり
●前に使用していたインテュオス3と書き味に特筆する差はなし
●私個人は13HDの13.3インチ画面で十分なサイズ
●パソコン本体立ち上げ後に電源投入可能
●標準スタンドの安定感は十分
●マッピング(ペンタブの捜査範囲)切替でカーソルが行方不明になる
●13HDは熱くならない。安定性良し
●静粛性良し(無音)
●滑り止めのためかノングレア。それによる若干チラつき
●板タブに対し手で線が隠れるのは全く気にならなかった


板タブは見る位置と書く位置が違うため長い直線がよれたり、書き出しの角度が狂いやすいのです。より紙で描く状況に近い感覚で扱えることは間違いありません。より正確さを要求されるペン入れ用途なら奮発して液タブがオススメです。クリップスタジオとのコンビネーションは良好です。

デジタル作画は紙の上ほど正確ではないしレスポンスも落ちますが、アンドゥや変形にレイヤー分けなど紙に勝るメリットも多く、デジタルはより初心者にやさしいものだと再認識しました。

前腕の構造を学ぼう

初液タブで描いた講座イラストです。『前腕の構造を学ぼう 尺骨を基準にした前腕の回転とその描き方について』作画時間は下書きから完成まで10時間くらいでしょうか。完成形がぼんやりと頭の中にあったので途中の構想ストップは少なかったです。

尺骨と橈骨がクロスするのが特徴的ですが作画上のポイントは以下の点になります。
小指側:ひじから小指の付け根につながる動かない骨(尺骨)
親指側:橈骨に被さるように親指側につながる腕橈骨筋
140518_2
紙に描くような感覚って良いものですね。高い買い物でした買って良かったと思いました。13HDでは小さいと思う方もいると思いますのでワコムさんは15~17インチモデルを出してくれると良いですね。

Google AdSense


関連記事

人気記事(週間)