ホットトイズパワーポーズアイアンマン3 マーク42 とARTFXの比較

ホットトイズの新ラインナップ「パワーポーズ」シリーズのアイアンマンマーク４２のサンプルがトイサピエンスに展示されていました。本命の可動ラインナップ、ムービーマスターピース（以下ＭＭＳ）でアイアンマンが出なくなるんじゃないかと危惧されていますがどうなのでしょう？　
定価：18,000円

ハンドパーツはマーク４流用っぽいですね。突き出した右手は可動指タイプ、左手は非可動タイプ。全身ABSで素晴らしいモールドと密度感です。ＭＭＳでアイアンマン全種出すのは不可能ですからこのレベルでガンガン出すならアリだと思います。アイアンマンシリーズはコストの高い金型が大量に必要で原価率が高いため、数が売れないとダメージが大きい。公開にあわせて売れるタイミングでマイナーなスーツを出すにはこの方法しかないのかも。１５体出すとか出さないとか・・？

完全に既存のスタチューメーカーを凌駕しています。可動のＭＭＳで既に超えているわけですが。

関節部分のモールドは少し微妙。公開前ですから良い資料がないのかも。ＭＭＳに固定首、固定手首、固定腿パーツ付けて売ってくれる方がありがたいですね。マーク４もの地面パンチ用の上向き首パーツが欲しかったです。あれはサンプル詐欺でした。

イマイチな脇の下のモールド、その下もモナカっぽいのはご愛嬌か。こういう部分はバンダイの技術力があれば・・・。美観を損なわない範囲でさりげなくコストダウン頑張っています。

モールディングはとにかく素晴らしい。これまでのＭＭＳよりずっと良い。

アイ部分、リアクター。こういう見せ場のパーツが綺麗だと見栄えがします。もちろんライトアップ機能付きです。

こちらはコトブキヤの「ARTFX アイアンマン MARK 7」。やっぱり塩ビのだるいモールド、塩ビ塗料の深みのない塗装、不透明なアイ、リアクター比べてしまうと厳しいです。マーク４２も出るようですが勝負になるのかなあ・・・
定価：13,440円

よほどすべらない限りＭＭＳでもマーク４２を出すのでしょう。開発に時間がかかり旬を逃してしまうより、差し替え式スタチューのパワーポーズを先に売ろうという戦略なのだと思います。

他のスーツが楽しみです。マイナーなやつをお願いします。置き場を考えるとＭＭＳしか買えないけどね・・

同店で予約中のハスブロの６インチアイアンマンマーク４２が良い出来栄えでした。

ちょっと欲しいかも。数を揃えたいものは小さいほうが助かります。

パトリオットも中々良いです。子供の玩具には見えません。

トイサピエンスは店舗というよりプチ玩具ショー的な一種の常設展示場です。売ることよりも展示品を見に来てくれることを目的にしているのだと思います。レイアウトのせいで行くたびに１０周年記念イベントを思い出しますね。