figma 初音ミクアペンドレビュー

「よくうごく、No.100！ figma 初音ミク Append ver. 」（2011年9月発売）今頃ですがミクさんを引っ張り出してみました。figmaの記念碑的な作品です。こうして小さいフィギュアを見ているとアニメ顔が映えますね。逆に大きくなるほどアニメ顔は違和感が大きいかも。ねんどろいどやfigmaは小サイズにアニメキャラの可愛らしさを存分に引き出していると思います。

設定年齢16歳ですが体型はもっと幼いです。10代前半の少女ぐらいでしょうか。158cm/42kg とスーパーモデル並みのガリガリ体型です。日本を代表する貧乳の代名詞である彼女ですがアペンド版は盛られています。出自が追加音声ライブラリ・パックだからか、浅井氏の趣味か不明です。浅井氏の原型から起こしたねこいた氏のイラスト版はさらにセクシーなものです。

さすがにこのサイズの可動フィギュアは関節が目立ちます。でもこのサイズでこれほどの可動を仕込んでくること自体が昔は不可能でした。2008年2月の「長門有希制服ver.」から始まるfigmaシリーズはMAX渡辺氏と浅井真紀氏のフィギュアにかける情熱が凝縮されています。

スタンダードなアニメ的モデル体型と言えるかもしれません。ミクさんのコスプレは難易度高いです。対するけいおんによる日本人体型回帰はある意味革命でした。

個人的にはもう少し大きくして関節を目立たなくしたバージョンが欲しいかも。非可動フィギュアには興味がないのです。関節の見栄えの問題からかアニメフィギュアというと大半が固定でつまらない。

レオタードと言うかスクール水着と言うかパンツなのか。デッサン人形にもなりそうです。縞パンでないことからこれはおそらくパンツではありません。

覚醒モード？に切り替えるための説明書が付いています。

上腕は総取替え、腹部交換、スカート交換、顔パーツ交換。覚醒モードにするのは結構大変です。

髪の可動は実に秀逸です。この頃のfigma特典で付属していたヘッドフォンを装着しています。

アップにするとかなり攻めていることがよくわかります。限界突破しているリボ○テックと比べてはいけません。

ミクアペンドには背中の穴がありません。腰で保持するか、しっぽケーブルの台座でスタンドに固定します。スタンドのアームは注意して取り外ししないとへし折れます。真鍮線補強の修理についてはこちら　→ホットトイズ手首ジョイント補修

サイズを考えれば塗装、ギミックともに驚異的な仕上がりです。

ミクさんキック！

昇竜拳！

この小ささなら飾っても恥ずかしくない。工芸品的な凄みは少しあります。

新規関節、クリアパーツ、ハイレベルなプリント文句の付けようがありません。

付属品はこんな感じです。

ヘッドホンは耳当て部が回転伸縮する構造で色々なfigmaにフィットできるようになっています。