人間もポリゴンのアニメ トゥーンレンダリングの進歩


子供向けアニメをチェックしている人には今更という話ですが、
今やってるデュエルマスターズのアニメは人間がポリゴンなのです。
大半のアニメがこうなるのも時間の問題かな。

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SD三国伝のアニメもポリゴンでしたが、
キャラクターが一応ロボットな上に手書き部分も多いものでした。
デュエルマスターズはフルポリゴンっぽいです。

SDガンダム BB戦士三国伝「三璃紗伝說~The Brave Legend~」FULL

リアル調ではない、明らかに漫画的なデフォルメのきつい絵柄が
立体になってアニメでそれなりに動いている様を見ると

手書きのイラストと言う文化は
フィルムカメラがデジカメに駆逐されてしまったように、
本当にニッチな趣味になるかもしれない。

ゲームはあっという間に大半がポリゴンの世界になりましたよね。

ギャルゲーなどはもう何年も前から
ポリゴンでも非常に高レベルの絵を出してきています。
これは元々は2007年のアダルトゲームで最近コンシューマ機に移植されたものですが、
当時ゲーム店で宣伝用にこれを映しているのを見て感動したのを覚えています。

PC タイムリープ OPdemo

[PS3] タイムリープ – ぶーとべんち

ポリゴンが本格的にアニメに使用されたのを、
私が最初に見たのは1998年の「青の6号」。このころはまだポリゴンが絵に馴染まず
違和感がありありとしていました。2001年のときメモ3もイマイチで
ポリゴンはどちらかといえば実験的な意味合いで使われていました。

青の6号はありがたいことに公式にYOUTUBEに流れています。

青の6号 第1話

今2012年の時点ではモバイル端末向けゲームなどで
一時的に手書きのイラストの仕事が増えたような気もしますが、
モバイル端末の高機能化も著しくいずれ
高品質な3Dアニメが取って代わるのだろうと思います。

デジタル化すれば、フルカラーで、動いたほうがいい

手書きの絵の露出が減っていくことはおそらく避けられない流れです。
ゲームがポリゴン化して手書きイラストが減ったように、
アニメがポリゴン化して、いずれ漫画もポリゴン化する。

これは、私個人の想像する未来です。
そうなるかもしれないしならないかもしれない。

もしそうなるとしても、私は危機感と言うものはあまり無くて、
アナログ画材で描いていたものの大半がCG塗りなったのと同じように
多くの絵描きがそれが当たり前だと思うような技術の進歩があれば
ごくごく当たり前にシフトしていくものです。

絵を描きたい人が減るわけではなく、
使う道具と、表現の方法の変化。そう捉えています。

どんな変化があっても、基礎としての手書き
デッサンをはじめ絵の根幹は変わらない。

ホームページと共にこのブログもずっと続けていくつもりですが、
10年後、20年後、どんな状況でこの記事を読み返すのか
私は楽しみにしています!


タイトルの素材はこちらから拝借致しました。
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