ジル一番くじリペイントへの道その１

バイオハザードくじサバイバル賞 CFB クリエイターズモデルバイオハザードジル・バレンタインリベレーションズVer. エナメルホワイトエディション

バイオハザードリベレーションズ版のジルさんのリペイント依頼を受けました！公開許可を頂いたので顔のリペイントくらいまで掲載させて頂こうかと思います。

分割ラインでの引き剥がし分解

パーティングラインなど細かいアラがありますし、塗装するのも大変なので分解、改造します。まずは頭を引き抜くのですが非常に深く刺さっておりかつ接着済みで大変難儀しました。完全に抜くのは諦めて途中で切り出しています。PVCフィギュアの接着を引き剥がすには揉んで隙間を開けたところにドライバーなどでこじるのが比較的簡単です。ピンセット等でやると確実に曲がります。使い捨ての安い工具でこじりましょう。

元の位置に嵌めてみましたが若干隙間が空きます。後ほどWAVE 瞬間接着剤×3S ハイスピードを盛って隙間を詰めます。

頭部全周のパーティングラインを精密ヤスリで丁寧に消します。

ぐらつきを抑えるために真鍮線WAVE Cライン No.6 (2.0mm)を打ち込みました。何度も位置合わせしながら適切な刺し位置を決め、胴体側⇒首側の順にドリルします。首側が合わなければ穴を拡大してパテ埋めするところですが、一発で決まったので助かりました。

頭部のパーティングライン消しとともにイヤーフック式インカムも切り落としました。見えませんが耳裏も削り込んであります。

真鍮線で再生します。ペーストはんだと白光(HAKKO) 電池式はんだこて FX901-01が大活躍。ペーストはんだは乾燥するので密封できる袋に入れましょう。WAVE真鍮パイプAセット (1.1/1.6/2.1/2.6)の1.1とナガシマ真鍮線 0.4mmがインカム部、WAVE Cライン No.2 (0.5mm) 6本入りがイヤーフック部になります。

タミヤ等のプラバンセットを使って外装を作ります。

気持ち大型化しましたが模型的にはアリだと思います。

比較的簡単に分離できる両手部分をさらに引き剥がしました。肌色が最大の難関なので綺麗に分離できてよかったです。

タミヤのデザインナイフとサンドペーパー紙やすり P-600番でガンガンパーティングラインを仕上げます。600番はそのまま仕上げ作業が可能な細かさを持ちつつ切削性もあるので使いやすい番目です。