ホットトイズブラック・ウィドーレビュー

「アイアンマン２」よりブラックウィドーです。1/6界トップのホットトイズでも女性キャラの出来はイマイチと言われがちですがこのウィドーはかなり出来が良いです。実写と見間違える写真が撮れる唯一の女性キャラじゃないでしょうか。

肩にSHIELDのマークが入っています。服は厚手の生地に何か塗られているような特殊なものです。発売から2年以上経っていますが今のところ劣化はありません。サイドビューで細かいところを言うと腕がやや細い、上腕が極端に短い、手首も少し小さ過ぎて造形も玩具っぽい。スタイルが良すぎて足も長すぎますが人形としては正しい表現かも。

オムツっぽいと言われる臀部ですが、見ての通り割れている感じがないからでしょうか。素体と衣類の両面で構造を見直さないと改善は難しいかも。ホットトイズがお尻にそこまでの情熱をかけてくれる気はしませんが…

これでフル装備です。画像にない付属品は換え手首のみです。

ブラックウィドーことナタリー・ラッシュマン。原作名はNatalia “Natasha” Alianovna Romanovaですがスパイなので実名は名乗らないためアイアンマン２上の偽名ですね。役者：スカーレット・ヨハンソン

ヨハンソンに似ているかというと微妙です。

スカーレット・ヨハンソン　2013年カレンダー/SQ(KF)/RA13-523

ホットトイズ女性キャラクターのヘッドとしては最もプレミアが付いています。髪型が華やかで見栄えがしますし造形や着色もレベルが高いです。

あごやほほのたるみの無いキレイなヨハンソン。女性は特に小ジワ等気になりますから版権元からクレームが入りそうですね(;´д｀)イケメン補正健在です。

ドールヘアとカーリーヘアの組み合わせは抜群です。ドールヘアは人間の髪より太いのでボリュームが増えて浮いて見えやすいのですが、カーリーヘアはその点問題ありません。

ベルトは軽く接着されていますが簡単に外れます。

女スパイといえば不二子ちゃんポジション。お色気担当。胸のチャックは開閉可能です。

スーツの反発で太腿が前後にはあまり動きませんが、横には180度近く開きます。

立て膝も可能です。スーツが痛みそうなのでテンションのかかるポーズを長期間やるのは怖い。

代表的なポーズをいい加減にやってみましたがそれに近いポーズが取れています。

可動範囲はそこそこ広いです。ピチピチスーツ系キャラクターとしては動く方だと思います。スーツにテンションがかかり過ぎないようあちこち引っ張ってたるみを調整すると良いです。

胸元アップ！

付属品。交換用手首ジョイントx2が抜けているかも。

銃は非常に手が込んでいます。

ブーツは柔らかいゴム製で可動を妨げません。日光には弱そうです。また取り外しは細心の注意を払わないと裂けそうです。足首のボールジョイント径は6.9mm。男性足首7mmとほぼ同じ径ですね。7mm玉はせぼね君サイズです。

28％OFF！せぼね君　CC−305−C　3連　クリアせぼね君　CC−305−C　3連　クリア

頭部のボールジョイント径は8.1〜8.2mm。市販のプラモデル用ボールジョイントの8mm径でもフィットします。

プラユニットP118　プラボール【コトブキヤ】

素体は上半身まで普通に脱がせられます。見ての通り性的な表現はありません。肩の回転ジョイントは非常に硬いので破損に注意しながら動かしてみて下さい。あまりに硬いので私は脱がすまで存在に気が付きませんでした。下半身は軟質素材で滑りの悪いお尻周りが引っかかるのでスーツを抜くのは非常に難しいです。
海外の大手サイト内で素体レビューの記事を見つけました。
→HT’s New TrueType female body – Review (applies to Black Widow and Jill Valentine)

隠したほうがエロいのですヽ(`Д´)ﾉ

色々問題があるのでトゥルータイプ女性のブラを装着。腕にうっすらと色移りがあります。

腕のジョイントは画像のように引き抜けます。アベンジャーズ版ウィドーは肘が二重関節になっているので腕の構造が変わっていますね。

トゥルータイプ女性のヘッドを付けてみました。互換性があります。画像は限界までワキを閉じてみました。肩関節の回転軸が動くと気付く前は腕が下げられないものとばかり思っていました。

見栄え優先の構造で肘が90度しか曲がらないのはアクションフィギュア的にはちょっと面白みがないです。アベンジャーズ版の肘二重関節をもしかしたらそのまま移植できるかも。スーツのテンションで腕が正面に向けにくいのは改善されているのかな？

社長と秘書。どちらも人気でちょっとプレミアが付いています。